エネルギー
技術面では、下記のような緩和策の有効性が指摘されている。
* エネルギー供給:
各種エネルギー源の効率改善、小規模分散型エネルギー源の導入、再生可能エネルギーの普及、原子力発電の活用などの有効性が指摘されている。ただし個々の対策にはそれぞれ特有の限界もあるため、エネルギー供給システム全体で考えることが必要とも指摘されている(スターン報告)。
長期的には核融合エネルギーや高速増殖炉、宇宙太陽光発電などへの期待も一部で指摘されているが、今後10〜30年間に大量普及する見込みは現時点では無い。
* 省エネルギー:
低電力消費の製品の普及や設備更新、電力・エネルギー消費が少ない経済システムへの転換、不要なエネルギー消費の削減、省資源など。
* 再利用:
廃棄物発電や廃棄物の熱利用など
* 炭素の固定
炭素吸収量の増加では、植林を始め、森林伐採量の抑制、灌漑、水資源の適切な管理、休耕地の積極的な利用、二酸化炭素吸収の多い作物への転換、自然植生の保護などが挙げられる。
炭素貯留・固定(CCS)は石炭など安価な化石燃料の当面の重要なオプションになるとされる(AR4 WG III、スターン報告)。
* 生活様式
民間レベルでの活動(3R・4R・5R、節電、節水など)も一定の効果を持つとされる。
持続型社会への転換への有効性、および必要性も指摘されている(AR4 WG III)。
なお、自主的な努力の限界、および下記のような緩和政策の重要性も指摘されている(AR4、スターン報告)。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 温暖化